今回は、アナ《ナノ・ブースト》をタンクに投与した際の恩恵について解説していきたいと思います。

本記事のみを読んで貰っても内容を理解する事は難しく無いと思いますが、
No thank youとは言わせない!!初心者向けアナ解説 後編
を先に読んでもらえるとアナというヒーローの全体図《ナノ・ブースト》自体の性能をより詳しく知ってもらえると思うので、まだの方は是非読んでみてください!!

最初に、大まかなタンクヒーローへの投与恩恵に付いて紹介し、次いでヒーロー毎の投与恩恵に付いて解説していきたいと思います!!
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《ナノ・ブースト》をタンクヒーローに投与する利点
タンクヒーローに《ナノ・ブースト》を投与するメリットは、回復効果・被ダメージカットの恩恵が大きい点もうひと押し欲しい火力面へのフォローです。

タンクヒーローの基本ヘルスは400~600と他のロールに比べて多めに設定されており《ナノ・ブースト》の回復効果が無駄になり難いので大回復と兼ねて強化といった動きが可能、また高いヘルス値と引き換えに大きなヒット判定(体が大きく)となっているので、被ダメカットの効果も効果的に機能しやすいです。
また、ダメージヒーローに比べ若干物足りなさを感じさせる攻撃能力に火力1.5倍バフが乗る事で非常に使い勝手の良い攻撃能力となる場合が多いのも魅力の一つです。

欠点は、50%の被ダメカットを受けても体の大きさから集中砲火を耐えるほどの効果には期待出来ないという点です。ダメージヒーローに付与した場合は、持ち前の機動力や射程を生かしある程度被弾を避け、避けられない攻撃を被ダメ50%カットの状態で受けて耐える事になりますが、タンクの多くは避けるという事が難しく、避けられない攻撃が多くなってしまいます。

そのため、付与して放置では《ナノ・ブースト》の効果時間8秒を待たずしてデスしてしまうという事も十分あり得ます、それを避けるには《バイオティック・ライフル《バイオティック・グレネード》を使用した回復が必要となってきます。ダメージヒーローに付与した場合も回復を行う恩恵はありますが、タンクの場合恩恵と言うよりも必要性がある場合が多いです、難しくはないので忘れなければOKです。

D.Va
《フュージョン・キャノン》が∞マガジンなので、リロードによるタイムロスが発生せず、《ブースター》による高い機動力も持っているので、ダメージを出せない状況が少ないという点は心強いです。《ブースター》+《マクロ・ミサイル》で200族をあっさりと持っていける点も高評価。

D.Vaに付与する際、そして付与されたD.Vaが気を付ける必要がある点は《自爆》との相性の悪さ。D.Vaへの付与は、メックへの付与と中身への付与の2パターンが存在し、上記の利点を生かす事が出来るのはメックへの付与のみです。《自爆》《緊急脱出!》によって《ナノ・ブースト》を受けたメックから降りた次点で《ナノ・ブースト》の効果は終了してしまうので気を付けてください。

特に、ローヘルスのD.Vaに対して《ナノ・ブースト》を使用すると《緊急脱出!》のモーション中(回復を受け付けない状態)のメックに対し付与してしまう事があるので緊急回復として使用する場合、少し余裕のある段階で投与しましょう。

D.Vaの中身に投与する事は、ほとんどありませんが《ナノ・ブースト》の効果中に《メック召喚》を行うと《ナノ・ブースト》の効果を受けていないメックに乗る事になります(当然、火力耐久共に通常)。
その際、《ナノ・ブースト》の効果時間中であれば飛び出してくる中身への《ナノ・ブースト》の効果は持続する、《自爆》でメックを飛ばした時に出る中身に付与すると《自爆》のダメージが1.5倍されるなどネタはあるもののやっぱり投与しません。

■ウィンストン
《ナノ・ブースト》による火力バフが《テスラ・キャノン》が抱える低火力という悩みを解決します。もともと、エイム難度が低い,複数対象を取れる,シールド貫通など火力以外の性能は高いので秒間60→90への強化は、かなり優秀です。

攻撃兼移動アビリティである《ジャンプ・パック》も最大75ダメージになるので、初動として非常に優秀なアビリティとなります。《ジャンプ・パック》で75ダメージを取れれば《テスラ・キャノン》を1.4秒弱当てるだけで200族をキルすることが出来ます。
体の大きさから来る被弾率や体勢からくる被ヘッドショット率の高さも、被ダメ50%カットによってかなり緩和されます。

欠点は《プライマル・レイジ》との相性の悪さです。
《プライマル・レイジ》の効果中は、40ダメージ(ナノブ投与で60ダメ)の専用近接攻撃とクールタイムの短縮された《ジャンプ・パック》以外の使用が出来なくなってしまいます。

ウィンストンに対して《ナノ・ブースト》を投与する際に期待するのは、やはり《テスラ・キャノン》による安定した攻撃によって生じるキル。専用近接攻撃はダメージがそれほど高く無く、相手に強力なノックバックを与えてしまうので限られた状況でないと安定性に欠けてしまいます。とにかく、ほとんどの状況で《プライマル・レイジ》《ナノ・ブースト》を合わせるメリットはありません。

それなら《プライマル・レイジ》を発動していない時に投与すれば良いじゃん、と思われるかもしれませんが《プライマル・レイジ》は発動時にヘルスが一気に1000になるので緊急回復としての使用される場合が多く、アナ側がクリティカルマークを出したウィンストンへの緊急回復(&バフ狙い)で投与するとお互いに緊急回復を行いたいタイミングが被りUltが被る事が結構あるのでケアが少し難しいです。

オリーサ
個人的に結構面白い付与対象だと思ってます。そもそもオリーサ自体が《フォーティファイ》《スーパーチャージャー》を使用する事で疑似的な《ナノ・ブースト》状態を作り出す事が可能であり、
《カデュケウス・スタッフ(青)》では不可能な《ナノ・ブースト》との併用も《スーパーチャージャー》は可能です。
その場合のダメージは、1.5倍の1.5倍では無く元々の与ダメージに5割増し×2となる点に注意《フュージョン・ドライバー》は通常11ダメージですがその両Ultを付与した場合22ダメージになります(ヘッドショットで44)《ストップ!》で縫い付けてヘッドショット5発で200族をキルできるのは中々に強力、《フュージョン・ドライバー》は距離減衰が無いので少々距離が離れていても問題無し。
もちろん《スーパーチャージャー》の範囲内で他のヒーローにナノブ付与をしても強力です。

欠点は、《フュージョン・ドライバー》と近接攻撃以外に攻撃手段を持たないという点。《フュージョン・ドライバー》は、弾速が遅いので機動力の高い相手に対して有効に機能させるにはある程度の腕が必要になってきます。安定性に欠けるので他に優先すべき付与対象が居る場合はそちらに付与を。

ただ、火力2倍にはロマンが詰まってます。

ザリア
《エネルギー吸収》の光り具合での付与判断が結構重要です。最大パワー時には《パーティクル・キャノン(メイン)》が秒間190→285にまで上昇し、200族であれば0.7秒強でのキルが可能になります。サブ射撃は、最大95→142.5に上昇するのでダメージディーラーとしての能力が非常に高くなります。同時に強力なUltである《グラビトン・サージ》のチャージ速度UPにも期待できます。

欠点は、低エネルギー時の付与価値の低さと50%カットとなっても不安の残るヘルスです。
エネルギー0の状態では、メイン射撃の威力は秒間142.5、サブ射撃の威力は70.5と最大エネルギー時以下の威力に留まってしまうのでキルの期待度は大きく落ちます、機動力が低いのでキルタイムの長短は結構大きな差になります。
次にヘルス面ですが、アーマーを持たない400族であり防御アビリティも低耐久使い切りであるため、回復を受ける時間を作り出すのも苦手、他のタンクに比べ50%カットの効果を受けてもデスのリスクは若干高めになります。

ラインハルト
投与タイミングの自由度は低めですが、相性自体はかなり良好。
まず《ロケット・ハンマー》のダメージが1ヒット75→112.5ダメージに上昇、これにより200族のキルに必要なヒット数が3→2となりキルテンポが向上、安定投与タイミングである《アース・シャター》によるマルチダウン確定時であれば、ほぼ確実に2ヒットさせる事ができ《アースシャター》(ナノブ付与前)のダメージ50が通っているので112.5×2+50=275となり250族も確殺可能になります。アビリティを使用しよりヘルスの高いヒーローを狙うのも強力。

アビリティも好相性な物が多く、シールド・敵ヒーロー貫通の性質はそのままに威力が100→150に上昇する《ファイア・ストライク》は、ダメージはもちろんUlt溜めへの貢献にも期待できます。また、《ロケット・ハンマー》ヒット確認キャンセル《ファイア・ストライク》もかなりの短時間で高ダメージ(112.5+150=262.5)を叩きこむ優秀な連携に強化され250族を確殺可能になります。

《チャージ》は、壁ヒット時のダメージが300→450に上昇するので、ザリアやオリーサなど通常の《チャージ》では1確を取る事が出来ないヒーローに対して1確可能になります、400ヘルスに対する1確は大きなテンポアドバンテージとなり、Ult溜めへの貢献、壁ヒットまでにデスするリスクの低下など利点が多く、ピンから壁ヒットまでに猶予があるので、上記のヒーローをピンした時は投与を検討してもいいと思います。

こんな感じで良い事尽くしに見えますが、一応欠点もあります。一つ目は、移動速度は変わらないので《チャージ》で寄れる場合を除き遠距離の敵には逃げられやすいという点。二つ目は、攻撃時に盾を下げる必要があるので本分である守りが疎かになりやすく、相手の《アース・シャター》をはじめとした敵の攻撃を自身や味方が受けやすくなるという点です。

一点目は、敵がある程度近くに居るタイミングや《アース・シャター》でマルチダウンを取った後に投与する事である程度ケア可能。
二点目は、相手ヒーローの性能と要相談(スナイパー相手だとヤバい)《ナノ・ブースト》を投与した時に投与したラインハルトが《バリア・フィールド》を展開していたら敵の《アース・シャター》警戒もしくは、狙撃警戒の可能性が高いので「こいつ投与したんやから暴れろや」と思わず、自分に何が出来るのか(下げても狙撃されない位置に移動する,隙を見て《スリープダーツ》を決める等)考えてあげましょう。


レッキング・ボール
正直まだ経験不足な部分が多いのですが、投与先の腕に左右されるので安定択ではありませんが強力。

純粋に火力UPの恩恵が大きく《パイルドライバー》の最大150ダメージから《クアッド・キャノン》1発5→7.5(ヘッド10→15)による射撃は200族に逃げる猶予を与えません。機動力が高い相手に対しても《ロール》による追従で簡単に追いつく事が可能なのでとりあえずの1キル期待度は高め。
自身のヘルスを増加させる《アダプティブ・シールド》と被ダメ50%カットとの相性も良好なので1キルの安定感UPの他、時間稼ぎ性能も強力になります。《グラップリング・フック》を使いポイント付近でグルグルしているだけで実質1200ヘルス以上の球体が接触75ダメージをばら撒きます。

欠点は、アビリティのクールタイムが長めである点と相性の悪いヒーローの存在。
初動として相手のヘルスをガッツリ削る《パイル・ドライバー》のクールタイムが10秒と長く、投与時の有無は働きに大きく影響します。《クアッド・キャノン》のリロードタイムも気になるのでその辺りの確認をしっかり行いたい所ですが《ロール》状態で動き回るのでかなり難しいです。
ソンブラの様な天敵の存在も働きの大小に影響する要素となるので、構成相性も考える必要があります。

あとは、結局レッキング・ボールの腕次第。

ロードホッグ
もともと250族までを確殺可能な《チェイン・フック》連携を持っているので通常時の付与はそこまで効果的ではありません。一応投与後に《チェイン・フック》連携を決めた場合、理論上495ダメージまで出るので400族を確殺可能になりますがタイミングや不確定要素も多いので非推奨、《スクラップ・ガン(サブ)》でしっかりダメージを取ってくれるロード・ホッグなら投与しても良いかも(なかなか居ませんが)

《ホール・ホッグ》発動時の付与はありと言えばあり。元々体撃ちで秒間820を超える火力(総火力4928)なので火力1.5倍バフが乗れば凄まじい火力となります。付与時に全弾ヘッドショットなら総火力は6秒間で14784ダメージと非常に夢が広がります。

が実際は、強いノックバック効果や癖の強い反動によってキルに繋ぐには、環境や当たり所に左右されますが、ここに《ナノ・ブースト》を投与する事で、ノックバックはそのままに威力を上昇させる事が出来るのでキルの安定感がUPします。また、600ヘルスではあるものの通常ヘルスで構成されており《テイク・ア・ブリーザー》の使用ができないという発動中の耐久面の不安も被ダメ50%カットである程度フォローされます。

スタン系のアビリティであっさり止まりますが、その点は御愛嬌。
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以上です、お疲れ様でした。

ダメージヒーローと異なり《ナノ・ブースト》を付与したからと言って1確が可能となる物は、ほとんどありません(元々決まれば大ダメージの《チャージ》や150族への《パイルドライバー》を除く)

ですが、安定してダメージを出せるヒーローが多く平均点を取れるヒーローが多め、特に機動力に優れたウィンストンD.Vaは、投与地点を選ばないのでお勧め度が高いです。本解説内に書いたようにUltとの相性は良くないので投与される側の知識や投与タイミングには注意が必要、Ultが溜まっていない時に付けるとその心配が無く、Ultのチャージも手伝うのでお勧めです。

ラインハルトへの付与は《アース・シャター》後が非常に強力かつ安定しますが、通常時の付与は状況次第。ザリアも高エネルギー時には強力であったり《グラビトン・サージ》時に高エネルギーザリアor他ヒーローに投与出来るので、タイミングは選ぶものののヒーロー同士の相性はそれほど悪くありません。

その他タンクは、そこまで相性が良くないか技術面に大きく左右されるので、通常時の仕事や戦況から付与するかどうか考えましょう。

簡単にまとめるとこんな感じです。
安定感重視 :ウィンストン,D.Va
ハマれば強い:ラインハルト,ザリア
ロマン   :オリーサ,ロードホッグ
要腕の見極め:レッキング・ボール


もちろん、他のロールのヒーローへの投与も考える必要があるので『初心者向け《ナノ・ブースト》シナジー解説:ダメージ編』を、まだ読んでいない方は、こちらも合わせて読んでみてください!!



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